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2024/05/21 (Tue)

との曇り

前に選んだ和歌が七夕の歌だったのもあって7月7日の七夕にあげようと思ったけど時間切れで、
せめて17日にしたくとも終わる気がしなくて最悪7月中にあげれればいいやとなるという。

意思が弱い。

テーマ「己を慈しむように彼を愛する」



病が発症したての刑部はまだ今までの自分に振り切れてなかった分、
心酔できる上司と背を任せられる同僚がいる三成くんがあんまり好きじゃなかった妄想。
むしろ人生一番煌めいてる分憎んでてもおかしくなかったんじゃないかと。

小姓のころから付き合いはあるけど私の中で刑部は女子のノリなので
嫌いな子の前でも一見仲良くして、本人が失せてから「あの子まじウザイよねーww」みたいな
ことを思ってる(言う相手がいない)三成の不器用なところとかは本気で馬鹿にしてる。

秀吉様が討たれてから三成がどん底に落ちて、負の感情が大きかった分ベクトルがまるっと逆転。
あとは青√。死に別れこそ三吉の登竜門。来世で幸せになろうね!!!!!という自己完結。

刑部の感情推移はこんな感じに固定してる分、私は三成の反応で話にバリエ出るなと考えてる。

この時間軸を生きてる三成は劣等感の子。
秀吉様のためにもっと出来る事を増やしたいのに物事を潤滑に運ぶことができなくて
暴力に走れば秀吉様半兵衛様の迷惑になることも、刑部への嘲りの声が肥大することも理解して
いるのにそれでもやっぱり自分を制御できなくて余計に苛つく。
その反面、刑部はそういった自分が不得手としている分野に強くて、
秀吉様とは違った意味で憧れがあり、そんな彼を大事にしたい→
「刑部が私の一部になればその能力は私の内」という考えに至る。
結局三成は刑部を大事にするにすることによって自分を大事にしている究極の自己愛だったのです。

ただ関ヶ原時点での刑部は自身に見切りを付けてしまっていたので
三成がいくら刑部を大事(三成のとっての大事とは刑部の矜持を守ること=戦場で能力を発揮すること、武士の尊厳を守ること)にしようとも刑部の献身の前には首を絞めることにしかならず
刑部は摩耗するばかりでついには己の魂までも消費し、
輪廻を外れたうつろの存在になってしまいましたとさ。戦国の世はこれでおしまい。


刑部の大事なものなんて言わなくても分かれよな!

以下、「との曇り」の蛇足

・紀之介が佐吉からの抱擁に寛容なのはあわよくば病が感染ればいいと思ってる。
・紀之介が連れて行った川は(七夕に合わせて)天の川
・と、思わせて「賽の河原」
・蝶は人の命を運ぶといわれています
・「主食」=嘘吐いたら針千本呑ます
・「星流れ」=涙→流星 落ちる星は不幸の予兆
・「溢れかえろう」=催涙雨 七夕に降る雨は織姫と彦星の再会を許しません
・「ゆく星霜の流れ」=方丈記をもじってます
・葉は梶の葉。平安のころ七夕の日には梶に歌を書いて吊るしていました。
・梶=川(彼岸と此岸)を渡るための舟の舵(真意)=との曇り~です

やりたいこと盛り込み過ぎてあっちこっちしすぎたよね。
学習した。
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2013/07/29 (Mon) 絵付き CM(0)
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