古の吟遊詩人「らんら」は落書きと共に謎の文章を書き残すことがある。
それは現代となっては自身でも解読不可能といわれる文面である。
以下一覧。
「2つ上のつむじおせばわかるよ 押? PUSH?」
「ビルのすきまから見える小さな空も 地平線と交わる雄大な空も
窓枠に切り取られた四角い空も 海を包んだまあるい空も
全部本当の青い空 すべてが本当であり,すべてが嘘だ」
「あなたにしかみえない空を見ながら 私の歌を口ずさんでくれたら
もし1人でも思い出してくれたら その時
私の空とリンクするよ」
「毎日を違う一日として過ごす為に毎日一日のことを考えるから
結果毎日同じことを繰り返し考えてしまうのが僕の一日である。関口巽。」
「主観的に話を進めていく機会が今までに一度もなかったが、
ここで自分の意見を提示すると豪く長くなるから
ここはひとつ先生に任せることにした。中禅寺秋彦。」
「関口巽→眩暈→中禅寺秋彦→読了→順番→過去の経験→知?→なんで知ってるの」
などなど。
古の風來画家でもある「らんら」は上述の怪文書と共に
蝶を段々に蓮にしていくような図を描く。へぼい。
羽が散って、舞い降りて。蜜を吸うものが吸われるほうに。
極楽浄土に行きたいが故なのでせう。
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