背走論

最近面白い体験をしたのですよ。
（※これは前置きですよ、知ってましたか？●～）

「否哉」という妖怪をご存知ですか？
「いやみ」とか今昔百鬼拾遺じゃ「いやや」とか書かれているのですが。

≪一見すると美しい女性のようだが、
顔は老人のように皺だらけの醜い形相をしている。
後ろ姿だけを見て美女だと思って声をかけてきた人間に、
自分の顔を見せて脅かすという≫

YUKI.N＞By.有希ペディア

以上を踏まえて。


これはもう一週間以上前のことなんですが。
いつも通り１人昇降口を出て、駐輪場にまで歩いている途中に
何人かの男子が横を通りすがったのです。
まあ私はイヤホンの支度をしながらでしたし、
そもそも周囲の人間の顔を極力見たくない性質なので俯き加減だったのですよ。
そうしたらその男子はどうやら私の後ろにまだ仲間がいたらしく、
その人に向かって、

「なんだ、キモいじゃん」っていったのですよ。

まあ、私は自他共に認めるキモオタですから
何を今更？といった感じなのですけどね。
ただ。ただその後ろにいた仲間っていうのがですね、

「後ろから見たらアタリだと思ったんだけどなあ」っていうのですよ。

ええ。
「後ろから見たらアタリ」ってｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
うぇｗｗｗｗｗｗみたいな　┐(´∪｀)┌=3
「お前キモいのが好みなのかー」とか言っていたのはどうでもいいです。
私も後ろの仲間サンの趣味を疑ってしまいますね。
世の中には可愛いオンニャノコで溢れかえっているのですから、
何を血迷ったのでしょうかｗｗｗ
というか「騙してすまなかった」ですねｗｗｗ


そして今日、久方ぶりに髪を下ろして登校したのですが、
教室の後方にはロッカーが並んでいて、そこに本を片付けていると
クラスの男子に、

「沙の後姿が可愛い女の子に見えた」っていったのですよ。


ま　た　か　。


同じく私の脳裏には「否哉」しか浮かびませんでしたが何か？ｗｗｗ
こんな思考回路している女子高生は「可愛い」といいませんので。

むしろ自分が妖怪デビュー（？）した気がしてウキウキですｗ
そうなのかー。
私は否哉だったのか。じゃあ旦那はおとろしみたいな方がいいな！←
で！蓑草鞋みたいな爺様がほしいな！あの哀愁に満ちた表情が好きいｖ

でも私は「ぬらりひょん」になりたかったなあ。
別に妖怪と総取締役になりたいわけじゃなくて、
その名前の由来になった「ぬらり」と現れ「ひょん」とそこにいる。
そういった存在感に憧れているのですけどねえ・・・。

久しぶりに妖怪と触れ合った（？）日が来ましたね。うふふ。
それだけです。サーセンｗ